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滅菌工程

分別

​器材は重ならないように並べて分別されます。

用手洗浄

流水下での除菌水を使用して、目視できる付着した汚れを物理的に取り除きます。

超音波洗浄

超音波を発生させることによって、液体中の泡による衝撃波と水の分子を洗浄物にぶつけることで、キャビテーション効果を起こさせ、凝固した血液や体液、目視できない付着物、手指では洗浄困難な微細な器材を洗浄します。

消毒

ゴムやシリコーン製の軟性の器材などは、専用の消毒剤に浸漬した後にしっかりと濯がれます。

滅菌バック包装

滅菌後の環境を保管するため、滅菌バックに入れて包装し、外気に触れないよう封入されます。

滅菌

滅菌前と乾燥時に真空状態を作り出し、滅菌対象物内部の空気を抜いたことろで121℃〜134℃の高温の水蒸気を注入することをオートメーションで3回繰り返し、器材の最深部まで効果を行き渡らせるオートクレーブ滅菌器。

熱で変形してしまう器材に対しては、滅菌バック内の空気を抜いた後に、酸化エチレンガスをバック内に満たす事で器材の最深部にまで滅菌効果を行き渡らせるガス滅菌器。

これらで素材、形、量、包装方法によってグループ分けをし滅菌操作することで、院内で使用する全ての器材は清潔に保たれております。

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