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​どうすれば、歯を守れるのか?

序 章

なぜ、社会保障の充実したこの国であるにも関わらず、日本人の歯は失われてしまうのか…。

どうすれば、それを改善できるのか… その答えのヒントは、北欧の国スウェーデンにありました!

日本人の歯の寿命が短いということを知り、世界の歯の寿命を調べた結果驚くべき事実を知ることができました。

中でも、スウェーデンの歯の現状は圧倒的に日本と違うのです。

先にも書きましたが、成人の歯は親知らずをカウントしないで全部で28本有ります。

80歳をむかえた時、日本人の平均残存歯数は たったの12本です!!

上と下の歯で残っているのは、前歯だけというイメージです。

ところが、スウェーデンのそれは、21本! アメリカでは17本です。

 

 

 

 

12本と21本では、食べられるものが全く違ってきます。

おそらく、スウェーデンの人々の多くは、一生自分の歯で食事をする楽しみを失う事は無いでしょう。

そして、食事だけでなく、見た目も、健康も、日々のライフスタイルも、全てが変わってくることでしょう。

なぜ、こうも違うのでしょうか?

この国では、高い税金を支払うので社会保障が充実し、特別な治療方法でもあるのでしょうか?

日本の保険治療は古い時代の遺産であり、治療レベルが劣悪なのでしょうか?

確かに、あながち全て否定することは出来ませんが…

実は、私達の国とは違う、もっと、もっと根本的な問題がそこにはあったのです。

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